髪のサイクル

人間の体の細胞が二十八日周期でターンオーバーを繰り返しているのは有名な話ですが、
髪の毛も似たような周期を繰り返しています。
ヘアサイクルという現象ですが、これは細胞のターンオーバーに似ているかもしれません。
どんなに正常な頭皮を持っている方の髪でも、
ある一定期間を過ぎると必ず抜けるようになっています。
そして、抜けた後、その毛穴から髪が再のびてくるのです。

ヘアサイクルは三段階にわけることが出来ます。

まずは成長期です。
髪の毛は毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらって細胞の分裂を何度も繰り返して成長します。
この成長期間を成長期と呼ぶのです。
成長期の期間は年齢と性別によって左右されますが、男性の方で普通三から六年。
女性の場合四から八年ほど続くと言われています。
ちなみに、頭皮全体の内の約九割が、この成長期の髪で埋め尽くされているのが普通です。

次に退行期です。文字通り毛根が弱ってしまう時期です。
退行期のときは毛球と呼ばれる部分が縮小し、
養分をあまり吸わなくなってしまうので、毛母細胞があまりふえなくなります。
退行期の期間はおよそ一か月ほど。
頭皮全体の内の一パーセントがこの対抗期であることが普通とされています。

そして休止期です。退行期の更に進んだ状態と考えて貰えればいいと思います。
これは完全に頭皮内の毛母細胞が休んでいる時期。
動物で言うところの冬眠です。
髪の毛もしっかりと長期間休むことが必要なのです。
冬眠の期間は大体三か月。
休止期に突入した毛根からは毛幹が切れ落ちてしまいます。
けれどもこれは自然現象なので気にしなくて平気です。
一般的に五十から百本の髪が一日に抜け落ちると言われています。
休止期が終わると、成長期に戻ります。

これがヘアサイクルです。
薄毛というのはこのヘアサイクルが乱れたときに起こります。
したがって、このヘアサイクルが乱れないように、
普段から髪に養分がいく環境にしておくことが重要です。
食生活や生活習慣を整えて、ヘアサイクルが乱れないようにしましょう。

薄毛を抑制するために > 髪のサイクル